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【慶應理工2025】新入生向けサイト

大学は情報戦です。私自身が困ったことを中心に、理工学部入学予定者・1年生向けにまとめてみました。

理工学部関連の質問は、塾生情報局オープンチャットで@なお/塾生情報局 をメンションしていただくか、XのDMへどうぞ。

抜けてる内容も多いと思うので、適宜追記する予定です。

 

第二外国語の選択について

まず結論を書きます。おすすめはフランス語です。

慶應理工の1年生は第二外国語が必修で、言語ごとにクラス分けされます。授業は週2コマ、通年であります。1年間で合計8単位もの成績がつくため、学科分けなどにも大きく響いてくる部分になります。なので、決して適当に選んではいけません。(もちろん、興味があるとかネイティブであるとかなら、その言語を選ぶのが良いと思います。この記事はあくまで適当に選ぼうとしている人向けとなります。)

成績の計算方法(GPA)については、成績評価についてのところで説明します。

さて、言語の選択に話を戻しましょう。理工学部では以下の5種類の言語のなかから選ぶことになります。

  • ドイツ語
  • フランス語
  • 中国語
  • 朝鮮語
  • ロシア語

このうち、ロシア語と朝鮮語は各2クラスずつしか存在せず、残りの36クラスは独、仏、中の言語がそれぞれほぼ等しい割合で占めています。

1.少数派は避けるべし

ロシア語や朝鮮語を選んでしまうと、必然的に先輩からの情報や過去問が得にくくなります。

ちなみに朝鮮語は、韓国アイドルガチ勢の方々が強すぎる&真面目に勉強してくるためなかなかハードという話を聞いたことがあります。

2.学年末の統一試験に注意

ドイツ語と中国語の履修者は、1月の学年末試験の際「統一試験」というものを受けることになります。通常、第二外国語の試験は担当者ごとに実施されるのですが、この2つの言語に関してはそれに加えて、全担当者共通の試験を受けなければなりません。これが厄介・・・

3.ドイツ語よりは中国語

ドイツ語と中国語を比較した際、言語としての難しさは圧倒的にドイツ語のほうが上です。男性、中性、女性などの性を覚える必要があり大変です。一方で、中国語は親しみやすい漢字を使用する言語なうえ、ドイツ語やフランス語などに比べると動詞等の無駄な変化が少なく意外とラクです。発音だけ頑張ればあとはどうにでもなる言語だと思います。(個人の感想)

4.フランス語が一番楽

成績は担当者ごとの授業内試験やら課題やらで決まります。言語としての難易度は、中国語より覚えることが多い気がしましたが、ドイツ語よりはマシかと思います。

なんといっても学年末に統一試験がないのがデカいです。

授業開始までにやること

けっこうやること多いので忘れずにやりましょう!

※年度によってスケジュールが変わるので、かならずしも時系列順に並んでいるとは限りません。詳細日程は各自確認してください。

  1. 諭吉BOXの開封
  2. keio.jpメールアドレス登録(3月中旬)
  3. クラス確認(3月末)
  4. オンラインガイダンス(3月末)
  5. 英語のレベル分け試験(3月末)
  6. 入学式(4/1あたり)
  7. 既修者ガイダンス(未習クラスは無し)
  8. 英語レベルWEBエントリー(4月頭)
  9. 履修登録(4月頭)
  10. 学生証交付(4月頭)
  11. 対面新歓[任意](4月頭)
  12. クラス担任との懇談会(4月頭)
  13. 通学証明書発行(定期を作る人のみ)

諭吉BOXの開封

学問のすすめが1冊、履修案内の冊子や学生カード、生協の申込に関する案内などそこそこ大事な書類が入っています。くれぐれも開けずに放置することのないよう。

まれに、「学生カード」と「慶應カード」をごっちゃにしてしまう方が見受けられます。前者は全員が提出する書類、後者はただのクレジットカードです。(いろんなところで宣伝がありますが、発行するメリット少ないしあんまり発行してる人見ないです)

学生カードには写真を貼ります。正直適当なものでいいと思います。私は家の適当な白っぽい壁で撮りました。学科の記入欄には学門を書きました。空欄でも良いような気がします。

履修案内は正直読みにくいですが、非常に大切な内容ばかりなので理工学部に関しては気が向いたらサイトにまとめてみようと思います。

メモ:作ったらリンク貼る。

keio.jpのメールアドレス登録

3月中旬ごろから登録することができます。以前につかわれていないアドレス名なら何でも登録ができますが、就活に使いますのであまり変なアドレスにするのはNGです。また、アドレスが長いとウザいのでそこそこ短めにするのがおすすめです。参考までに、私は7文字@keio.jpです。

慶應アドレスを作る際に一緒にITCアカウントというものも登録します。これは、学内のパソコンを使うときなどに使用するもので、ub******などというIDと、各自設定したパスワードの両方をどこかに控えておきましょう。(普段あまり使いませんが、ふとした時に必要になるので、覚えてなく焦るひとが多いです)

keioアドレスを作成したら、各種メールソフトにおいて

Googleアカウントとしてログイン>そこにkeioアドレス打ち込み

とやるとログインできます。keio.jp宛てに来るメールがありますので、なにかしらのメールソフトにはアカウント紐づけておくべきです。

個人的におすすめなのは、普段使いのメールソフトとはアプリ単位で分けてしまうことです。例えば、普段Gmailのアプリを使っているなら、Outlookに慶應アドレスを入れる…など。

クラス確認

指定の日になったら、クラスを確認しましょう。クラスを確認することで、以下のことが分かります。

  • 春学期・秋学期の必修の時間割
  • 担任(ほぼ関わる機会なし)
  • 英語統一テストの教室

時間割は、K-LMSが使用可能になったら時間割というタブから確認することができますが、新入生は4月になるまで使用できないのでシラバスで地道に探すことになります。学門によって多少授業が変わりますので、履修登録のところで説明します。

オンラインガイダンス

zoomでオンライン開催されます。一人暮らしでネットがまだ無い方など、大学に行って視聴することもできます。

学生生活の注意や、履修の仕方などの説明があります。

欠席してもなんとかなりますが、出席することを強く推奨します。

(2024年度は後日録画が公開されました)

英語のレベル分け試験

英語は以下の5つにレベル分けされており、3月末に行われるG-TELPという試験によって決まります。

  • 基礎
  • 中級
  • 中上級
  • 上級
  • 最上級

これを欠席すると中級にされるという噂がありますが確証はありません。

試験の難易度はwebで調べてみてください。

入学式・既習者ガイダンス

理工学部生は特に持ち物はありません。みんなスーツを着てきます。

親同伴の人は体感3割程度です。

年度によって変わる可能性はありますが、理工学部は入学式の日の午後に第二外国語既習者ガイダンスがあります。

これは既習選択をした人のみで、未習の場合ガイダンス等はありません

このガイダンスでは、簡単なテストが行われ、多少の選抜が行われます。出来が悪いと、このタイミングで未習に落とされます。

英語レベルWEBエントリー

レベル分け試験のあと数日たつと、keio.jpのメッセージ欄に履修レベルが届きます。

これが「中級」「中上級」の人はエントリーが必要です。その他のひとは不要です。

エントリーというのは教授を選ぶ作業なのですが、これは当たり外れがかなり大きいので、先輩に聞くべきです。くれぐれも適当に選ぶことのないよう・・・

ちなみに基礎や上級は担当が1人しかいないのでこちらが選ぶ余地がありません。

履修登録

絶対に忘れてはいけません。4月は春学期分のみ履修登録します。秋の分は別途、9月にやります。

理工学部の履修上限は春秋計54単位です。取り消しを前提とした54単位以上の履修申告もできません。

このうち必修科目が40単位あるため、選ぶ余地があるのは14単位分のみとなります。

履修登録はこちら→ https://gacad.keio.jp/rishu/login

【時間割の埋め方】

まず、1~5限すべてを埋めるのは絶対にやめるべきです。1コマあたりの長さが90分のため、高校とは比になりません。個人的には1~4限が連続である日もかなり疲れます。

基本的には1日3コマを目安にしましょう(そうは言っても必修が4コマ入ったりするんですけどね)

ちなみに一部クラスの学門Eの人は、金曜日が必修で1~5限埋まったりします。悲惨ですね。(他人事)

それから、2限か3限のどちらかあけておくか、切れる授業をいれておかないと昼飯難民になります。特に4~5月の昼休みの時間は、学食・ひようら(=日吉駅の反対側にある飲食店街のこと)どちらも激混みです。3限に間に合いません。

 

【般教について】

理工学部1年生は、般教(一般教養の略。履修案内には総合教育科目と表記されている)を春秋計14単位まで取ることができます。

これは系列X(文系寄り)と系列Y(理系寄り)の2種類が存在しており(どの授業がX,Yかは履修案内参照)、理工学部では系列Xから4単位以上取る必要があります。系列Yの個数に制約はありません。

1年→2年の進級には般教は必要ありませんが、2年→3年の進級に般教が10単位必要です。卒業に必要な般教は、1,2年に10単位、3,4年に8単位ですが、これに加えて自主選択科目が8単位必要です。

単位数は基本的に1授業2単位ですが、体育など一部科目は1授業1単位です。体育は卒業までに合計2単位まで取ることができます。3単位目からは総合教育科目としてとることができないため、「自主選択科目」「自由科目」として計算されます。実施場所が遠い場合もあるので、前のコマとの移動時間を考えて入れましょう。

自主選択科目についての詳細は履修案内を読んでいただくとわかりますが、簡単に言うと般教や、選択必修の余剰分(二年生以降)、体育の余剰分、他学科の授業(主に二年生以降)などが含まれます。すなわち、自主選択科目8単位分をすべて般教で取ってもよいということになります。

般教は1年生のうちに10単位~14単位はとっておくと後々ラクです。人気の般教は抽選になるため、なるべく多く履修申告しておくのが吉です。(けっこう落ちます)

理工学部では、先生が違っても、同じ名前の授業の複数履修はできません。(自由科目としてなら可)

自由科目とは、潜りとおなじで、単位にはならず成績もGPAに加算されません。また、履修上限である54単位にもカウントされません。自主選択科目と名前が似ていて紛らわしいですが全くの別物です。気を付けてくださいね。

 

【必修について】

各科目、クラスによってコマや教授(教室)が異なります。シラバスもしくはK-LMSの時間割(新入生は4月まで利用不可)とよくにらめっこしてください。

必修科目については履修登録の際に勝手に登録されています。コマの変更はできません。必修のスキマを埋める形で般教を選ぶことになります。

 

全学門共通の必修科目(春)

  • 物理学A 週2コマ(春前半)
  • 物理学B 週2コマ(春後半)
  • 化学A
  • 第二外国語 週2コマ
  • 英語
  • 情報学基礎
  • 数学2A

学門Eのみ、化学Aの入るコマが異なります。A-Dの人はクラスごと指定されたコマを履修、Eの人は全員共通のコマで授業を受けます(2024から変更なければ金5)。

期末試験の内容は同じです。

学門A,B,D,E

  • 数学1A

学門C

  • 数学3A

※2024年度から、数学4Aは数学2Aに統合されました。古い情報で数学4Aと記載されてる場合がありますのが、適宜2Aに読み替えてください。

クラスによって春か秋か変わる科目

シラバスを見て各自確認してください。

  • 生物学序論
  • 理工学概論
  • 自然科学実験

クラスごとに春に履修するか秋に履修するかが指定されています。その中でも、サ~ス組の人は全部春、フ~ホ組の人は全部秋になるかと思います。頑張ってください・・・(年度によって変わる可能性あり)

 

【二次申告・エラー修正期間について】

二次申告はいわゆる残り物争奪戦です。正直ろくなの残ってないので、よほどのことがなければやらなくていいと思います。春のうちに4~8単位程度あれば十分です。

エラー修正期間は、あんまり気にしなくていいです。学生部からなにか指示があればそれに従いましょう。

 

【履修取り消しについて】

履修取り消し期間が4月末に設定されていますが、科目の削除は上記の二次申告期間でも行うことができます。

履修取り消し期間以外で取り消した分については、取り消し上限にカウントされませんので、いくらでも消すことができます。

 

履修登録まとめ

  • 上限は54単位
  • 1年生のうちに般教は14単位まで取れる
  • 系列Xから4単位以上とらなければならない
  • 体育はちょっと特殊
  • 抽選はけっこう落ちる
  • 自主選択科目と自由科目は別物
  • 春学期で4~8単位程度とればよい

学生証交付

持ち物は、筆記用具と学生カードです。学部ごとに時間がきまっていますので、各自確認しましょう。

教室もクラスごとに指定されています。

なお、当日いけなかった人は後日指定の日時に学生部へ取りに行く必要があります。

ちなみに各種学割については、学生証交付の前でも、合格通知書などで対応してもらえる場合もあるそうです。

対面新歓

この期間は様々なサークルの新歓が開催されます。参加は自由ですので、好きな時間に参戦、好きな時間に撤退すればいいと思います。サークルによっては時間が決められてたりするのであらかじめ確認しましょう。

すべての日程で参加する必要はありませんが、2日間くらいは行くことをお勧めします。ぜひいろいろなサークルを覗いてみましょう!

クラス担任との懇談会

懇談会自体は約1時間で終わります。自己紹介などをします。持ち物は特にありません。

終了後にクラスメイトであつまってインスタ交換などした記憶があります。

通学証明書発行

慶應の学生証は通学証明書を兼ねておらず、定期をつくる際、厳密には別途通学証明書を発行する必要があります。(駅員によってはそこまで厳密にやらない人もいます)

各種証明書の発行手順はこちらにまとめられています。

定期は、自宅最寄りの鉄道会社か東急のみで発行できます。例えば、「京成ーJRー東急」と通学する場合、JRで購入することはできません。また、東急線内完結の定期であれば、6か月のほかに1年定期を選択することができます。

 

各種購入品(教科書・PCなど)

さて、理工学部生が買わなければいけないものは次の通りです。それぞれについて説明します。

  • 教科書
  • 実験用品
  • 関数電卓
  • パソコン/iPad(必要であれば)

教科書

教科書は、理工の必修科目はかならず必要です。ひとにもよりますが、2万~2.5万くらいかかります。3月末くらいから販売開始で、生協の通販サイトより購入ができます。(まだ生協に加入していない状態で購入しても、後から加入して所定の申請をすればポイントバックされます。)

受け取りは、生協で対面受け取り(送料無料)か配送(送料かかる)を選べます。量が多く、持ち帰るのが負担に感じたので私は配送にしました。

理工学部生が必要な教科書は以下の通りです。なお、必修科目の教科書はセット販売のみとなり、個別購入はできません。「理工学部セット」などの名前で販売されていると思いますので、ご自身の学門に合わせて購入してください。(AやBなど年度によって言い回しが変わる可能性があるため、ご自身で必ず対象の学門を確認してください

  • 理工セットA[学門ABDE] もしくは 理工セットB[学門C] →約15000円
  • 英語の教科書(先生によって違います。各自シラバス参照)
  • 第二外国語の教科書(言語によります。)
  • 般教の教科書(必要な科目のみ)

英語や第二外国語に関しては、K-LMSや初回授業でも指示があると思いますので、必ずしも初回に無くても大丈夫です。私は怠惰だったので3回目くらいでようやく買った記憶があります。安く済ませるなら、中古を買うのも手です。

般教の教科書については、買っても全く使わないなど、教授の利益のためだけに存在している場合がありますので、気を付けましょう。(もちろん、本当に必要な科目もあります!)

また、先輩から中古をもらうことや、期末レポート書くためだけに必要などといった科目ならメディアセンター(慶應の図書館)で借りることも視野に入れてみるといいでしょう。どうしてもその科目についての情報が集まらなければ、2回くらい受けてみて傾向をうかがうのが良いかと思います。

実験用品

自然科学実験は「物理」と「化学」があり、どちらが前半に行われるかはクラスによって決まっています。K-LMS上で指示があるので確認してください。それぞれで必要な持ち物も、教室も違います。

 

名札以外とくに指定ありませんので、すでに持っている方は再度購入する必要はありません。必要なものは以下の通りです。すべて生協で買うと約4000~5000円になります。

  • 名札(物理・化学どちらでも使用)
  • 白衣(化学でのみ必要)
  • 保護メガネ(化学でのみ必要)
  • 関数電卓(後述)

実験テキストやラボノートは教科書セットに含まれています。方眼紙もテキスト巻末についているので、購入の必要はないと思います。

関数電卓

無いと困りますが、高いものを買う必要はありません。内部生の方は、高校の時に買ったやつでいいです。

一般組などで新しく買う方は、安いもので十分です。Amazonで売ってる2000~3000円のやつ買ってください。特に指定はありません。

私はCASIO FX-375ES A を使用しています。(内部生はこれを買わされます。)

パソコン/iPad

【パソコン】

パソコンは必須ではありませんが、あったほうが良いです。特に2年生以降は使用頻度が高くなりますので、ないと厳しいです。

まずOSは、特段こだわりがないならWindowsにするべきです。(個人の感想)

メモリ安く抑えるなら8GB、多少の余裕があるなら16GBあると良いでしょう。CPUは今どきのi3、i5、i7どれもマトモなので適当に選びましょう。Celeronとかは避けたほうが良いと思います。

持ち運びのことを考えると、テンキーのついているようなノートはおすすめできません。そこそこの大きさで、そこそこのサイズ感のものを選びましょう。個人的には1.5kg超えるとしんどいです。

あとはいまどきほぼ全ての機種についていますが、USB-Cで充電できるといいです。PD対応充電器1個さえあれば、パソコンもスマホも充電できるので持ち物が減ります。

あとはキーボードの配列、ディスプレイの種類など個人の好みなので、ビックカメラなどの適当な家電量販店に行って実物を見てから買うのが良いと思います。

【iPad】

ノートを紙で取る人はiPadなんていりません。電子媒体でノートをとりたい人、pdfに直接書き込みたいひとはiPadがあると便利です。個人的には11インチがちょうどいいサイズ感だと思います。

かなり高価なものですのでお財布としっかり相談しましょう。

1年間のおおまかな流れ

祝日も授業があったりします。履修案内の最初のほうに年間予定表があるので、それを1年分まとめて自身のカレンダーに書き込んでおくといいです。

4月:入学式・履修登録・春学期授業開始

5月:早慶戦

6月:中間試験

7月:期末試験

8月:夏休み(試験終了次第)

9月:夏休み・春学期成績発表・矢上祭・履修登録

10月:秋学期授業開始

11月:三田祭(休講期間あり)・中間試験

12月:学科分け説明会・冬休み(最終週くらい)

1月:冬休み(第1週くらい)・学科分けWebエントリー・期末試験(~2月頭)

2月:春休み(試験終了次第)

3月:春休み・秋学期成績発表

授業について

数学各種

先ほど述べた通り、学門ごとに受ける科目が変わるので注意です。また、教室やコマもクラスによって変わりますので十分に確認するようにしてください。

数学1A/3Aでは微分、数学1B/3Bでは積分、数学2A/2Bでは行列を主に扱います。

ほぼすべての担当者が、5月末~6月ごろに授業内で中間試験を行います。担当教授が問題をつくるので、過去問等で傾向を把握しておくとラクです。期末試験は全担当者共通です。

成績評価は担当者によって変わるので、シラバスを参照しましょう。

物理各種

春学期に物理学A、B、秋学期に物理学C、Dを受講します。理工学部1年の必修では唯一、クオーター制となっており、「春学期前半科目」「春学期後半科目」などと呼ばれます。

物理はすべて週2コマあります。物理学Aの期末試験は、「春学期前半科目試験期間」のうちに実施されます。5月末ごろに設定されています。物理学Bの期末試験は、他の科目同様、春学期期末試験期間に実施されます。試験は担当にかかわらず共通です。

化学

春学期は学門にかかわらず全員「化学A」を受けます。クラスごとに担当者とコマが決まっていますが、先述のとおり、学門Eの人はほかの学門とはコマ・担当が違います。注意しましょう。

中間試験は基本無い(はず)です。授業内で演習があったりします。担当によって多少変わります。期末試験は全担当者共通です。

秋学期は学門Eの人は「化学C」と「化学D」を、他の学門の人は「化学B」を受けます。化学Cのみ中間試験があります。まぁ秋のことは春時点でなにも考えなくていいです。

情報学基礎

しょーもない情報の授業です。春学期に受けます。クラスによって受けるコマ・担当者が違います。ついに2024年度からプログラミングが導入されたみたい。期末試験では6割取らないと落とすらしいです。持ち込み可なのでまじめにやってれば落としませんけどね。

たまに課題がでるので忘れずにこなしましょう。

期末試験の内容は過去問とよく似ていますが、前年度の分は教授が配ってくれます。

理工学概論

毎回講演者の話を聞く授業。面白い回と面白くない回があります。

これは出席が大事です。クラスによって春に受けるか秋に受けるか変わります。また、おなじ春の人でも教室が2種類あり、毎回交互に変わるので必ずK-LMS上の資料を確認しましょう。

あと学生証のタッチで出席をとるので忘れずに。

試験はありませんが、毎回200字のリアぺの提出を求められます。

無遅刻無欠席であれば質問しなくてもSきました。参考までに。

自然科学実験

これも出席が大事です。2コマ連続の授業ですが2単位しかもらえません。ケチ。

春にやるクラスと秋にやるクラスがあり、コマもクラスによって違うのでしっかり確認しましょう。

前述の通り、化学実験と物理実験があり、それぞれ持ち物や準備が異なります。

期末試験はありません。

【物理】

実験日までに予習動画を見る必要があります。(実験時に再度説明されるので深く理解する必要はない)また、それをもとにラボノート(教科書セットに入ってるでかいやつ)にまとめを書く必要があります。だんだん文字が大きくなっていきます。

当日は、名札と関数電卓と教科書とラボノートが必要です。授業内で配布される穴埋めのレポートを時間内に完成させ、提出します。(以下はちまたで出回っている2020年度のものです。年度によって穴埋めが多少変わります。)

【化学】

物理より大変です。持ち物は、名札、白衣、保護メガネ、教科書、ラボノートです。

予習動画はありませんが、教科書末尾についている「予習レポート」を完成させて持っていく必要があります。また、授業開始時に実験内容についての小テストがあるので、原理等を多少理解していく必要があります。

また、本番のレポートも物理と違い記述式で、さらに1回だけ持ち帰りレポ(期限1週間、手書き指定、1から全部自分で作る)があります。

以下は2020年度のものなので、参考程度にしてください。

生物学序論

3人の担当が分担して授業をします。地味に出席点も大切です。

期末試験はマークシート形式、問題は3枚両面刷りで計6ページあり、1枚を1人の担当者が作る感じなのですが、連携が全然とれておらずフォントや構成がバラバラです。

問題用紙も回収なので、過去問が出回りにくいのが特徴です。

英語・第二外国語

先生によってまちまちです。共通して言えるのは、出席が大事ということだけです。

 

試験について

大学には「春学期前半科目試験期間」「春学期期末試験期間」など、試験期間が存在します。この期間は通常授業がなく、試験がない人はお休みになります。試験教室や日程は、通常の教室・曜日とは異なります。約2週間前に発表されます。

この期間に行われる科目がほとんどですが、数学の中間試験や、語学の試験などは授業内で行われることも多いです。その場合は担当者から別途指示がでますので必ず確認しましょう。

理工1年で「春学期前半科目試験期間」に試験が行われるのは、物理学Aのみの人がほとんどだと思います。文系学部の人は試験無い人がほとんどなので、あそびほうけています。正直ウザイです(笑)

成績評価について

物理学Aのみ、6月中旬ごろに発表されます。「春学期前半科目成績発表」というやつです。

その他の普通の科目は9月のはじめ頃に発表されます。

成績はS,A,B,C,Dの5段階で、Dをとると落単、つまり来年再履修となります。C以上なら合格です。

人気の学科に行きたいひとは良い成績を狙うべきだと思います。成績気にしないならC以上取っておけば問題ないです。

留年基準

理工の1年→2年の進級条件は、

・外国語科目 6 単位以上
・基礎教育科目 18 単位以上

の取得です。
外国語科目とは、英語 4 単位と第二外国語 8 単位の計 12 単位のことを指します。このうち6単位の取得が必要ということは、6 単位まで落とせます。英語を春秋ともに落としても留年はしません。

一方で、第二外国語でDDDD がつくと即留年となってしまいます。

基礎教育科目というのは、いわゆる必修の授業になります。こちらは、計 28 単位あるため、10 単位までなら落としてよいことになります。

ちなみに、1年で落とした科目を2年で再度落とした場合、留年が確定します…

学科分け

冬休みが終わった後、1月に希望を出します。学科分けに使用される秋学期末時点の成績は3月に発表されるため、春学期時点での成績から予想して希望を出すしかありません。

学門越えという制度もあるので、詳細は大学の公式ページを見てみてください。

また、毎年ボーダーラインはけっこう変わるので昨年度のデータが必ずしもアテになるわけではありません。ボーダーGPAや、各学科の人気状況について、2024年度にいろいろアンケートとってあるので後日掲載します。

2025年度のみなさまも、ご協力よろしくお願いします。

FAQ

バイトはできますか?

サークルにもよりますが、全然可能です。塾講師やってる人が周りに多いですね。

いそがしいですか?

文系に比べると確かに忙しいかもですが、楽する方法はいくらでもあります。サークル等でツテを見つけるのがいいと思います。

全休は作れますか?

クラスによってはつくれます。勝手にさぼって作ることも可能です。

GPAの平均値は?

理工学部内だと2.5~2.8くらいです。全学部にするともっと下がります。3.0あれば大体どの学科にもいけるので目標にしましょう。

なにかと便利なURLたち

ぜひブックマーク・フォローなどしておきましょう。リンク切れの際はご連絡ください。

【K-LMS】

授業の連絡はここに来ます。スマホアプリのように通知は来ません。日々確認する習慣を!

※keio.jpメールには通知らしきものが来ます。

※新入生は4月になるまで使えません。

https://lms.keio.jp/login/saml

【塾生情報局】

学事日程や有用な情報を日々発信しています。通知ON推奨!

https://twitter.com/info_jukusei

https://www.instagram.com/info_jukusei

【休講情報】

毎日17時ごろに翌日の休講情報を投稿しています。こちらも通知ON推奨!

当日行って実は休みでしたってなると最悪ですからね。

日吉 https://twitter.com/kyuko_hiyoshi

他のキャンパスもありますが、ここでは省略。

【履修案内】(黄色い冊子と同じ内容)※年度要確認
https://www.students.keio.ac.jp/hy/class/registration/files/h_rikou.pdf

【新学期の予定】※年度要確認
https://www.students.keio.ac.jp/hy/class/registration/files/schedule_riko.pdf

【シラバス】
→授業内容や、必要な教材、教室など(詳細見るにはログイン必要)
https://gslbs.keio.jp/syllabus/search

【塾生サイト】
→全学部共通の学事日程や、証明書など。必要な情報が非常に探しにくい
https://www.students.keio.ac.jp/

【塾生サイト 理工学部】
→理工学部の日程などに関する各種資料
https://www.students.keio.ac.jp/hy/st/

【塾生サイト 授業関連】
→理工設置の授業一覧表や、新学期の予定等
https://www.students.keio.ac.jp/hy/class/registration/

【K-support】(旧:keio .jp)
https://keiouniversity.my.site.com/students/s/

【休講情報】(公式サイト・ログイン必要)

https://gacad.keio.jp/rishu/login-lecinfo