ミーハー慶應生は就活と人生で負ける|慶應生に贈る就活成功のポイント

この記事を読んでいただいている慶應生の皆さん、就活はもう始めていますか?
5月に入り、3年生の多くの皆さんは三田に来て1ヶ月と少しというところでしょうか。
(筆者は矢上に通っているので、”4月から三田ではありません”という人の気持ちもよくわかります。)
GWを楽しんだところで、慶應学内は一気に就活モードにシフトしていきます。
そんな中、みなさんが気になっているのは「どうすれば就活がうまくいくのか」という漠然とした問いではないでしょうか。
そこで今回は、慶應の様々な企業の内定者によってキャリア支援を行なっているエンカレッジ慶應にて、代表を務めている理工学部4年の山口拓哉さんにお話を伺いました。

ミーハー就活生は就活と人生で負ける|慶應生が陥りがちな就活の罠

慶應生だからこそ陥りやすい罠

みなさんこんにちは。
現在はエンカレッジという団体で慶應生のキャリア支援に関して微力ながら携わらせていただいています。
突然ですが、就活での慶應生に対するイメージってどんなものでしょうか。
「慶應は有名大学だから就活は楽勝」とか、「いい企業にたくさん入ってそう」とかいうイメージがあるのではないでしょうか。
なんか〇〇先輩も結局有名企業に内定が決まったし。みたいな。
確かに自分の友達や先輩、後輩を見渡してもすごく良くできる慶應生はたくさんいると思うし、実際みなさんのよく知っているような会社の中にも社員の多くの割合を慶應生が締めるという会社もたくさんあります。
ただ、有名大学に通い、幼い頃から比較的エリートだった人が多い慶應生だからこそ直面する課題も数多くあります。
そこで今回はそんなあるある慶應生の悩みを考えていき、どうすれば「うまくいく」就活ができるのかと言った話をさせていただきたいと思います。

慶應生のあるある就活①|とりあえず有名日系大企業・外資系企業に就職したい

これはもっとも多いパターンな気がします。
私は、「早慶で慶應を選んだ時点でミーハー説」を提唱しているのですが、やはりミーハーでブランド志向な慶應生は多いです。
もちろん有名日系大企業・外資系企業にはグローバルでも存在感を放っていたり、早くから様々なスキルを身につけて活躍できたりと素晴らしい会社がたくさんあることは間違いないですが、「なぜその会社に行きたいのか」が明確にないまま、「有名な会社だから」志望している人は意外にも多いです。
長所があれば短所もあり。
これらの企業にも当然就職する上で短所となる部分はあるので、それらも考える必要があります。

慶應生のあるある就活②|親や友達がいいと言った就活をしている

いわゆる「受験エリート」や「優等生」だった人が多い慶應では、上記のような人も多いのではないでしょうか。
とりあえず周囲がいいと言っている就活の方法をあまり考えずにして見たり、周囲がオススメする企業をとりあえず受けてみるという人が多いです。

軸のない就活は就活も人生も負ける

それでも「いい企業」に行けばよくない?というあなた。そんな感じのミーハー就活には死が待っていると言っても過言ではないでしょう。就活も人生もうまくいかない可能性が高いのです。
まず、「なんとなく周囲がいいと言った会社」で「なんとなく楽しみつつ活躍できる」可能性はほぼ皆無だと言っていいでしょう。
社会人の「仕事に満足している人の割合」は20後半で早くも30%前半まで落ち、そこから定年まで単調減少していくことがわかっています。(※1)
そして、仕事に満足していない多くの社会人がその要因として就活の際に色々な要因を考慮して就職先を考えていなかったということを挙げています。
人生の多くの時間を捧げる仕事が苦痛なのは、やはり人生がうまく言っているとは言えないでしょう。
また、採用において企業が重視するのは就活生の能力もさることながら会社と学生のマッチ度であると言えます。
自分はどんな人間なのか、そこから導き出される会社とのマッチ度を言語化し、うまく伝えることができなければ就活は確実に失敗します。
ミーハー就活生はこうして淘汰されていってしまうのです。

成功する就活のポイント|就活は自分を好きになるチャンス

そもそも「成功した就活」とは何か

そもそも就活における成功とはなんなのでしょうか。
「偏差値の高い大学に行く」や「大会で優勝する」など「より難しいことを成し遂げて上に行く」ということがある程度正しかったこれまでとは、就活での成功は全く異なると考えてもらっていいでしょう。
就活はその後の人生の大半の時間を費やすであろう働くことを決める期間です。
それは単にどんな仕事を選ぶという話ではなく、どんな生き方をするのか考える期間でもあります。そこで、私は就活での成功は、「自分にとって1番納得感のある進路を選ぶことができる」ことだと考えています。
「1番納得感がある」という部分が大事で、意外と難しいのではないでしょうか。
つまり、就活成功のポイントは、いかに自分が納得行く選択肢を選べるようになるのかと言い換えることができます。
慶應ガールの就活って? / 周りに惑わされず、”自分で”キャリアを考える

就活成功のポイントとは|自分と社会を知ることが納得の行く選択肢を選ぶことにつながる

納得行く選択肢を選ぶということは、
①自分の納得行く選択肢がわかるようになること
②自分の納得行く選択肢を選べる能力があること
が必要になってきます。
①の自分の納得行く選択肢がわかるようになるためには、自分のことと社会のことをよく知ることが大事です。
前者は、自分は何を大事に生きて行きたくて、そのためにどんな風に働いて行きたいのかを知るということ。
後者は自分の理想の「働く」ができる会社は具体的にどんな会社なのか知ることです。
そして十分納得いく選択肢がわかれば、選考で自分の魅力をうまく伝える練習をするなどの能力を付けるというのが理想の流れかと思います。
就活を始めた段階では漠然と「良い会社」に通るために選考対策に奔走してしまうケースが多いですが、本質的なのは①の自分の納得行く選択肢がわかるようになることだと思います。
また、副次的ではありますが自分の納得の行く選択肢がわかるほど自分のことや社会のことを知っていれば、それだけ面接で話す内容にも深みが出て選考自体も通りやすくなるのではと思います。

「自分探しのひとり旅では自分は見つからない」

ではどのようにして自分のことや社会にことを知るのでしょうか。
私は就活初期にある友人に言われた「自分探しの一人旅では自分は見つからない」という言葉が忘れられません。
それまで自分がどんな人になりたいのか、社会にはどんな仕事や生き方があるのか、それこそ勉強をするような感じで一人考えていました。
ただそこで気づいたのは自分の考えを誰かにぶつけて初めて自分のことも社会にこともわかるということでした。
人と話すことで、自分の考えていることが他の人とどう同じなのか、それともどう違うのかわかったり、自分の考えが足りていない観点がわかりました。
社会のことも実際働いている社会人の方に話を聞いたり、インターンで働く経験をして見た方がずっと多くのことがわかるのではないかと思います。
自分のことをちゃんと知ってあげることで、きっと自分のことも好きになれると思います。
就活で迷走してませんか? / 難しいけどとっても大事、自分の軸の探し方

将来リーダーになる君たちへ|就活は人としてのターニングポイントだ

慶應生こそ、自走したキャリア選択をするべき

就活は辛いものというイメージが先行しがちですが、新しい自分を見つけることができたり、社会の仕組みを垣間見ることができたりと、楽しめることもたくさんあります。
自分も将来のことを話せる友達ができたり、社会人になってからはしばらく話せないレベルのすごい社会人の方とお話しできたり、貴重な経験もたくさんできました。
前半で慶應生ならではのマイナス面をたくさん書きましたが、なんだかんだ言っても慶應生の卒業生の方は社会で活躍されている方も多く、私たちも社会でリーダーになっていく役割を持っていると思います。
そんな社会を今後引っ張る慶應生こそ、就活を単なる受験と捉えるのではなく、自分を知り、社会を知り、今後の人生の方向性を決める期間と位置付けてキャリア選択できたらと思います。
その方がみんな幸せになるし、社会ももっと良くなるのではないかなと!笑
エンカレッジでは、みんなが納得のいくキャリア選択ができるように、「1番近い先輩」としてキャリア相談を行ったり、選考対策を行ったりしています。
やはり人と話せば自分や社会に対する理解が深まるとはいえ、初めは誰とどんな話をするのか難しいとも思うのでぜひ私たちを使い倒してみてください!
慶應ガールの就活って? / 周りに惑わされず、”自分で”キャリアを考える

イベントのお知らせ


20卒向け学生のために、各業界の経営者・著名人・エース社員など、社会で活躍する方達が一挙に集結。
「未来をつくる君たちへ伝えたいこと。」がコンセプトの本イベントでは、実際に世の中に対して大きなインパクトを生み出している社会人たちが、大学生に向けて熱い講演を届けます!

登壇者
・DeNA代表取締役会長:南場智子氏
・グーグル元人事責任者:ピュートル氏
・トヨタ自動車元人材開発部 採用・計画室グループ長: 川上俊輔氏
・freee株式会社 代表取締役CEO:佐々木大輔氏
・株式会社リブセンス 代表取締役:村上太一氏
・博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー:原田曜平氏

概要
日時 : 5月19日日曜日 13:25〜19:25(途中入退場自由)
場所 : 〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目21−1 住友不動産汐留浜離宮ビル ベルサール汐留

上記イベントについての

エンカレッジ慶應とは

2015年に京大で「全ての就活生が本質的なキャリア選択を通じて人生を最大化する」ことを目的として発足したキャリア支援団体の慶應支部。
今年度は2019年卒の日系有名企業・外資系企業・ベンチャーなどの内定者を中心に運営を行なっており、4月末時点で会員数は300名以上。
内定者が運営するNPO法人であることを生かして「1番近い先輩」として自己分析などのキャリアコンサルティングやES添削、面接練習、その他選考対策講座を行なっている。

【参考】
(※1)リクルートワークス研究所 全国就業実態パネル調査2017
https://www.works-i.com/column/panelsurveys/tag/仕事満足度

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