2024年度、慶應義塾大学新入生向けページ【こちらをクリック】

慶應ガールの就活って? / 周りに惑わされず、”自分で”キャリアを考える

みなさん、こんにちは。エンカレッジ慶應支部の保科です。
6月になり、3年生のみなさんも就活を意識しはじめたころでしょうか。
ES、GD、面接、インターンなど考えるだけで少し気が重くなりがちですよね?
今回は、そんな就活を乗り越えた慶應女子3人にお話を聞いてみました。
「お高くとまってそう…」「キラキラした会社にしか興味なさそう」と、言われがちな慶應生。
そんな慶應女子3人の就活に迫ります!

メンバー紹介
昆布谷:法学部法律学科。3年の春まで会計士の勉強に励む。春から就活を始め金融系の企業に就職予定。
 
田中:理工学部化学科。大学では地方創生に取り組む学生団体に所属。広告会社に就職予定。
 
原田:商学部。3年春から長期インターンを始める。人材会社に就職予定。
 
※会話内では、あだ名で読んでいます。(上から、こぶちゃん、たなえり、むーちゃん)

就活を始めたきっかけは?

保科:いきなりになっちゃうんだけど、まず就活ってみんないつからはじめたの?
昆布谷:私は6月くらいからかな。それまで公認会計士の勉強をしてたんだけど、試験に落ちちゃって…。それからすぐに切り替えて就活しようって思ったんだよね。
田中:私も5.6月だった気がする!サークルの先輩に「サマーインターン行った方がいいよ。
内定に直結する場合があるし、そうじゃなくても本選考でインターン実績見られたりするから」って言われて、それならインターン行ってみようかなと思ったのね。
そしたら丁度「エンカレのサマーサーキットってイベントなら、インターンの選考優遇パスもらえるみたいだよ」って友達が教えてくれて…。
それに参加したのが就活の始まりだったかな。
保科:エンカレから就活始めたんだね!
エンカレ様様だね(笑) むーちゃんは、いつから就活始めたの?
原田:私は大学2年の終わりくらいだったかな…。
大学に入学してから、サークルとバイト漬けの生活を送ってたんだけど、2年生の冬くらいになって、目的もなくただ毎日を消化するだけの生活に物足りないなって感じるようになって。
それで自分の将来像を考えたときに「ママになっても働いてたい」って思いが強くあったから、大学生の内から社会を知っていれば働いてから即戦力になれるし、その後も結果を残して長い間働いていけるだろうと思って長期インターン活動を始めたのがきっかけかな!

就活の進め方

保科:じゃあ実際に、就活開始から終了まではどうやって進めていったの?
最初から「今の企業入りたい!」って思ってた?
原田:全然!!
最初はキラキラしてるからっていう理由で、広告業界を志望してたんだよね。
今考えるとすごい浅はかな理由なんだけど(笑)
それからWEB広告の会社で長期インターンを始めて、営業と人事を経験させてもらって。
その経験の中で、人事がすごく楽しいって感じたの!
人の採用って簡単そうに見えてすごく奥深くて、5年後10年後の会社がどうなっていたいかから逆算して一人一人を採用しているっていうのを間近で知ったんだよね。
保科:そこで広告業界から人材業界に転換したんだね!
原田:人の可能性って無限大だと思うし、働く人のベクトルが良い方に向けばその会社としても伸びていくと思って!
広告業界には行かなくなったけど、インターンを経験したことで新しい選択肢が見えてきたから、インターンは行ってよかったと思う。
田中:私も最初はどこの企業が何をやってるのか全然わからなかったから、とりあえず目についた企業は全部受けてた(笑)
イベントで知ったベンチャーとか有名な大手企業とかね。
あとは兄がディベロッパーなこともあって、ディベロッパーかっこいいなと思ったり、やっぱりコンサルかなと思ったり。
当時は『憧れ』とか『世間の評価の高さ』で志望するみたいな気持ちが強かったかな。
そんな気持ちでサマーインターンの選考にいったら、ことごとく落ちて(笑)
「これはまずい!」と思って、しっかり自分に合う会社を見つけるために自己分析を始めんだよね。
保科:みんな最初と全然違くておもしろい!(笑)
こぶちゃんは、公認会計士目指してたのもあって最初から金融?
昆布谷:うん。
私も最初は右も左もわからなかったから、とりあえず目に付いたインターンに応募してたんだけど、やっぱり金融に落ち着いたんだよね。
もともと会計士の勉強をしていたからって言うのもあるんだけど、「みんなが知らないことを自分しか知っていない」状態に魅力を感じていて、色んな強みのベン図が重なっている中心にいるのが自分だけにしたいって思いがあったからかな。
そう思ってからは、ゼネラリストじゃなくて、スペシャリストになりたいって思いが強くなってた。

お高くとまってそう?慶應生の就活の真相

保科:みんな結構早めから就活を始めてるし、業界とか会社の規模もバラバラだと思うんだけど、周りの慶應生はどうだった?
田中:うーん、理系だし、まわりに就活している慶應生があまりいなかったから分からないけど…
就活してた友達は大手志向強めだなぁとは思う。
ネームバリューわっしょい!って人は多いイメージかな。(笑)
昆布谷:私が見ていた業界の影響もあるかもしれないけど、慶應生は自立してる人が多いと思った。
ワークライフバランス考えてホワイト志向の学生も多くなっているけど、周りの女子はバリバリ働きたい!って人が多い気がする。
自分のやりたいこととか将来の姿が明確になっていて、それに足りないものを学べる会社を選ぼうって思っている人が多いと思う!
原田:金融の人ってそういう人が多いんだ。確かにそんなイメージあるかも!
私は、慶應生ってやっぱり大手企業を見る人が多い印象だし、実際にそうだなぁって思った。
そんな中で、私はサマーインターンの時からベンチャー企業ばかり見てたから、周りと比較して「私の就活って邪道なのかな」って不安になったこともあったんだよね。
でも、価値観って人それぞれだし、それで無理して興味ない会社を見るのも違うかなーって思ってすぐ開き直ったのね(笑)
そうやって自分のペースで就活をするようになってからは就活を苦に感じることは少なかったかも!
————————————————————————————————————————————————
今回の3人のお話を聞いて共通するなと思ったことは、3人とも3年生の夏前から就活を始めているということと、誰でも最初はミーハーでとりあえず大手とか有名な会社を志望すること、でも自分をしっかりと見つめ直して自分の幸せを考えた上で志望業界をもう一度考え直しているということでした。
「お高くとまってそう」と思われる慶應性。
やはりイメージ通り、大手や有名企業しか受けない人も多いようです。
しかし、その中でも他人に流されず、自分の幸せを自分で掴みにいこうとしている3人はとてもかっこいいなと思いました!

エンカレッジ慶應とは

2015年に京大で「全ての就活生が本質的なキャリア選択を通じて人生を最大化する」ことを目的として発足したキャリア支援団体の慶應支部。
今年度は2019年卒の日系有名企業・外資系企業・ベンチャーなどの内定者を中心に運営を行なっており、5月末時点で会員数は500名以上。
内定者が運営するNPO法人であることを生かして「1番近い先輩」として自己分析などのキャリアコンサルティングやES添削、面接練習、その他選考対策講座を行なっている。

オススメの記事

ミーハー慶應生は就活と人生で負ける|慶應生に贈る就活成功のポイント 最近、就活で幸せを噛みしめている人の話。 メンターの就活を分析してみた | 早期に就活を始めるメリット。 就活では使えるものは使い倒せ / エンカレッジ慶應の正しい使い方