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【慶應生なら知っておきたい】公認会計士試験に合格した後の仕事とは?(監査・税務・コンサルティング)

今回は、公認会計士試験に合格した後にはどんなどんな仕事をすることになるのか!?ということについてご紹介致します。
特に、公認会計士になろうかどうか迷っている方は是非お読み下さい!

監査法人と独立

公認会計士として働く場合、監査法人に就職して働く場合と独立して働く場合があります。
独立する多くの会計士の方も、最初は監査法人等に務める事が多いようです。
それぞれ、どういった仕事をおこなっているのでしょうか?

監査法人

監査法人では、監査や上場支援に加え、コンサルティングやアドバイザリーといった仕事も行います。
日本には、4大大手監査法人があり、公認会計士としてのファーストキャリアには、大手監査法人を選ぶ方も多いようです。
ちなみに、日本の4大監査法人は以下の通りです。

  • 有限責任あずさ監査法人
  • 新日本有限責任監査法人
  • 有限責任監査法人トーマツ
  • PwCあらた有限責任監査法人

独立

独立して公認会計士として働く場合、監査・コンサルティング・税務・会計アドバイザリーなどで独立する事が多いようです。
その際には、人脈や営業力などの仕事を取ってくることに加え、会計士の仕事以外の分野の知識やツール等をうまく活用する必要があるようです。

監査業務

また、監査業務は、公認会計士の独占業務です。
監査業務とは、会社の財務状況が正確に決算書等に記載されているかを確かめる業務です。
会社内で行う内部監査と、外部の監査法人などに依頼する外部監査があります。
今回は、監査法人などが行う外部監査について紹介します。
資本金5億円以上または負債の合計金額が200億円以上の株式会社は、監査を受ける必要があります。
企業の収支を記載した財務書類を調査し、内容に誤りが無いかを確認します。
監査法人が入って経営状態をチェックすることで、粉飾決算を防ぎます。
※近年、特に話題になったものとしては、東芝の粉飾決算があります。

コンサルティング

監査業務以外にも、コンサルティング業務として、企業の経営や会計に関してのアドバイスを行ったりします。
公認会計士の専門分野を活かした、経営戦略やコストの削減、M&Aの提案などを行ったりします。

税務

公認会計士は、税理士のように、税金に関する書類の作成や申告を行うこともできます。
公認会計士の資格を取得すれば、税理士会に登録をすれば試験などを受験せずに税理士の資格が取得できるため、税理士としての業務を行うこともできます。

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