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経済学部で銀行志望だから簿記2級にチャレンジ

今回は簿記2級に合格されたTさんにお話を伺いしました!

なぜ、簿記2級を受験しようと思ったのか?

大学2年生のとき就職活動で有利な資格と言われているし、経済学部を卒業することになるので簿記検定くらいは取っておこうと思ったからです。

どのような試験か?

簿記3級では商店での取引など商業簿記が中心なのですが、簿記2級になると工業簿記といって工場などで使われる簿記が入ってきます。
大学で簡単な商業簿記をやっていたので、3級は合格できるだろうと思い、いきなり2級の資格取得にチャレンジしました。
合格率は40パーセントくらいで、250時間の学習が必要とされています。
簿記3級では、簿記の入門なので資格を持っていても特別感はありませんが、簿記2級になると製造メーカーでの経理ができたり、財務諸表を読むことができるので就職が金融関係や製造業でマネージメントをしたいという希望を持っている方にも将来のためになるはずです。
私は銀行への就職を希望していたので簿記の知識は必要だと感じました。
実際に簿記2級の学習では、ただ暗記すれば良いというものではありません。電卓の使い方をまずはしっかりと覚えることと、仕訳をパッと見てすぐに行えるように問題をなんども解くのを繰り返して問題に慣れていきました。
数学が得意な方ではないのですが、簡単な計算ができれば問題なく合格できるレベルだと思います。

どれくらい勉強したか?

学習にかけたのはおよそ半年程度です。
アプリで勉強時間を記録していたのですが、320時間ほど費やしていました。
受験料も勿体無いし、一度で合格したかったので、それなりに計画を立てて学習をしました。
はじめは大学の図書館に通ったり、自宅で学習する時間をかなり取っていたのですが、ノートに参考書の内容をまとめるのが面倒臭くなってしまい挫折してしまいました。
友人から聞いたアプリを使い、毎日少ない時間でも継続的に学習ができるように環境を考え直しました。
私の場合はバイトと授業の空き時間にカフェなどでアプリを使ってサクッと学習した方が効率がよく勉強することができ集中することもできたと思っています。
最後の1ヶ月は過去問と直前模試などに当てる時間もあったので、半年かければ焦ることなく学習できる内容です。

どのように勉強したか?

はじめ下調べもせずに一般的な日商簿記2級のテキストと過去問集を購入したのですが、ノートにまとめるのが面倒でやめてしまいました。
友人から聞いたパブロフのアプリを購入して使うことになったのです。アプリだけでは流石に心配になったので、パブロフの参考書も併せて購入しました。
参考書のように持ち運ぶ必要もなく、通学の電車の中や空き時間にひたすら問題を答えるようにしていきました。
間違ったところは記録され、また回答することができるのでわからない問題がそのまま放置されていたということにならずとてもいいと思います。
今までは、ノートと電卓を広げなくては勉強ができないと思っていたのでこのアプリのおかげでより効率的に学習をすることができるようになりました。
テキストもイラストや可愛い手書きが多いので、飽きずに勉強を続けることができると思います。
アプリとこのテキストと問題集だけで合格できたのでこれだけでも十分な知識が得られるはずです。

資格試験に合格して何かプラスに働いたことは?

はじめにやる気を出しすぎて6時間くらい勉強してしまい、挫折したことがきっかけです。
資格合格のためにはある程度継続的に学習を続けることが需要ですので、毎日1、2時間の時間をいかに確保するかが重要だと思います。
隙間時間を利用することで、ストレスをかけることなくモチベーションを維持できました。

同じ資格試験を受ける後輩へのアドバイス

簿記2級を持っていることで、就職活動でもその話をふってくれることがありました。
そのおかげか、第一志望の銀行に就職することができましたので、就職活動で有利にしたいという方にはおすすめの資格です。
資格を取ることで、企業の経営などをより知ることができて、視野も広がります。