情報セキュリティマネジメント試験の受験体験記

情報セキュリティマネジメント試験とは2016年に新設された国家試験です。
まだ新しい試験であるため、周りに受験したことがある人が少ないのかもしれません。
そこで今回は、情報セキュリティマネジメント試験を受験された方の声を紹介します。

情報セキュリティマネジメント試験はどのような試験か?

情報セキュリティマネジメント試験は、情報処理の促進に関する法律29条第1項の規定に基づき経済産業省大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の1区分です。
試験を受験する対象者像は「ITの安全な利活用を推進する為の基本的知識・技能を身につけた者」です。
試験制度のスキルレベル2に相当します。
情報セキュリティマネジメントの計画(Plan)・運用(Do)・評価(Check)・改善(Ack)を通じて組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守る為の基本的なスキルを認定する試験です。
企業でそのような部署に配属されてマネジメントをする人向けの資格となります。
エンジニア向けの資格と比較すると少々難易度としては低い印象です。
合格率も60%程あります。
試験は春期・秋期の年2回に全国で開催され、マークシート解答式です。難易度は低いですが、今後活躍が期待されるセキュリティ分野の資格でありIPAが主催しています。

情報セキュリティマネジメント試験に合格するためにどのように勉強したか?

参考書を読む事と、インターネットにある過去問題をひたすら解く事をしていました。
比較的新しい試験なので、過去問題のボリュームがそう多くはありません。
なのですぐ一巡するかと思いますが、繰り返し問題を解く事で知識を習得する事ができました。また午後問題は長文問題となるのでしっかり文章を読んで解答できるよう過去問題で準備をしました。

情報セキュリティマネジメント試験に合格して何かプラスに働いたことは?

試験名からして内容が情報セキュリティに関するものとなっています。
情報セキュリティといえば、やはりコンピュータウィルスに対応する方法、またどうやったら防げるか、はたまた社内で取り扱っているお客様情報、個人情報の漏洩をどうやったら防げるか等、情報社会の中で情報を守る為の必要な知識を習得する事ができます。
またこの試験はれきっとした国家資格であり、大臣の名前で合格証が届きます。
人事上優遇されることまではないかもしれませんが、社内やお客様から情報セキュリティに関して基本的なことは分かっている人という評価を得る事ができるでしょう。
私が務めている会社では金銭的な補助は出ませんでしたが、出る企業はあるかと思います。

情報セキュリティマネジメント試験を受ける後輩へのアドバイス

午前と午後試験があります。午前問題は参考書と過去問をしっかり勉強していれば高得点を得る事ができるでしょう。
ただし、午後問題については文章問題となっており時間に追われる可能性が高いです。文章を読む力と、文章に記載されている状況をイメージして臨めるかが勝負となります。なのでアドバイスとしては、「落ち着いて」の一言です。
これは私だけでしょうが、実は1度不合格となっています。言い訳のようになりますが初回の試験の際、時計を忘れてしまいました。
というか持って行かなくても試験会場にあるだろうと高をくくって試験会場に行ったら時計がありませんでした。
午前問題は順調に解けたのですが、午後問題は時間配分が全くできず時間オーバーでろくに見返しもできず不合格となってしまいました。
よって強いて挙げるとすれば「時計を忘れるな」を2つ目のアドバイスとさせて頂きます。特に難しい部類の試験ではないと思いますので、しっかり勉強して落ち着いて試験に臨めれば大丈夫だと思います。