今回は、塾生代表に当選された前田 稔(じん)さんに改めて選挙後のインタビューを行いました。
もくじ
ー改めて自己紹介をお願いします
慶應義塾大学商学部4年の前田稔です。
この度塾生代表選挙において1936人の塾生の皆様から投票いただき、当選させていただきました。選挙にご投票してくださった塾生の皆様、選挙管理委員会さん、投票所ボランティアシフトの皆様、前田の運動員の皆様、共に戦った若林くんと椎木さん、本当にありがとうございました。
7月31日から半年間という非常に短い任期です。
私の名前「稔」の由来となった「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉に倣って、精一杯頑張らさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ー塾生代表選挙選を振り返って
私前田が、本当に数多くの塾生の皆様に助けていただいたことを実感した選挙となりました。各キャンパスの皆様本当にご協力ありがとうございました。
「演説は派手に、公約は地味に」というのが私たちチームのテーマで、それを1ヶ月に渡って継続的に出来たことが結果に繋がりました。
全6キャンパス11回にわたる演説を行うことが出来たのは場所を用意してくださった選挙管理委員会さんと学事の方々、そして演説にお越しくださった塾生の皆様のおかげです。ありがとうございました。
毎回同じ内容だと聞いている側も飽きてしまうと思ったので、ドローンやAIロボット等を用いた演出も取り入れ、出来る限り聴衆の塾生に耳を傾けて貰える工夫を行いました。
また、特定の票田にアプローチをかけず塾生全体にアプローチしたことも後々の就任時のことを考えると良かったのかなと思います。
若林くんとは選挙を通じて話す仲になりまして、彼の應援指導部のアツい思いは本物だと思いとてもリスペクトしています。僕自身慶應のスポーツ観戦は大好きでよく行くので、秋以降も彼から色々と教えて貰いたいです。
椎木さんは、多忙なスケジュールの中でよく選挙に出てくださったなと思います。彼女が今の慶應を牽引する人間であることは間違いありません。この先の人生は長いですから、プロレスラーとしてはまたいつか本気の彼女とどこか違うリングで戦ってみたいですね。
ー今後、約半年間でおこなって行くことを教えて下さい
まずは今週に現塾生代表の南くんと、全塾協議会事務局長の三浦さんからは説明をしていただきます。7月31日に正式就任します。
8月末のリーダーズキャンプで各学生団体に予算配分および次回以降の塾生代表選挙の指名制への移行を行い、公約2と3を達成していく所存です。予算配分は特定の組織に肩入れしない平等な配分を行っていくので、各学生団体代表者の皆様は予算申請の際は正確な内訳をご申請ください。
また慶應大学で不祥事が起きた際は「不祥事から塾生を守る党」を臨時発足し、献血に行って若き血を提供し社会貢献活動を行います。公約1は都度都度実行するという形です。
3つの公約の実行を最優先で行いますが、その他ミクロな運動・課題にも取り組んでいけたらと思います。
具体的には「体育会の試合をひたすら観に行く」「キャンパス内喫煙所減少問題」などです。
活動報告はツイッターで出来る限り発信させていただきますのでフォローのほどよろしくお願いいたします。
ー塾生の皆さんへの一言をお願いします
私は欠点だらけの人間なので塾生の皆さんのご助力が必要不可欠です。人にお願いすることだけは他の人よりちょっとだけ上手いだけで、専門的な知識や能力は持っていないです。
塾生の皆さんがそれぞれ持つ得意分野をたくさん頼らさせてください。とりわけ1・2年生のフレッシュなパワーには大きな期待をしています。
「なんで大学から慶應で二浪で補欠合格のお前が慶應の代表やねん」と思う方も今はいらっしゃるかもしれませんが、そう言った方々にも任期終了時に「まあ前田で良かったな」と思っていただけるように頑張ります。暖かい目で見守っていただければ幸いです。