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【慶應生なら知っておきたい】司法試験に合格した後の仕事とは?(裁判官・検察官・弁護士)

今回からは、資格に関する記事ではなく、資格を取った後にどんな仕事をするかという、資格取得後にフォーカスした記事を作成していきます。
今回は、司法試験に合格した後のキャリアについてご紹介します。
予備試験合格やロースクールを卒業し、司法試験に合格した後のキャリアとしては、大きく裁判官、検察官、弁護士の3つがあります。
それぞれがどういった仕事をしているのかについて紹介していきます。

裁判官の仕事

裁判官には、以下の6つの官名があります。

  • 最高裁長官
  • 最高裁判事
  • 高裁長官
  • 判事
  • 判事補
  • 簡易裁判所判事
最初は、判事補となり10年前後経験を積んだ後、判事として活躍していく人が多いようです。
裁判官の仕事は、全国の裁判所で民事裁判・刑事裁判等を担当し証拠等を調べた上で判決を言い渡します。
民事裁判では、離婚問題、労働問題、消費者問題などの当事者間での争いについて扱います。
刑事裁判では、強盗・窃盗・殺人などの罪の有無についてなどを扱います。
裁判では、当事者に加え、弁護士、検察官、証人などの話を聞いた上で、証拠の妥当性を検討した上で、判決を下します。

検察官の仕事

検察官には、以下の5つの官命があります。

  • 検事総長
  • 次長検事
  • 検事長
  • 検事
  • 副検事
官命が与えられる数には限りがあるため、ほとんどの検察官は、検事または、副検事となります。
検察官は、刑事試験の捜査及び起訴、不起訴の判断を行います。
その際の、警察と協力したり独自の取り調べ等を行い、捜査を遂行します。
その上で、起訴が相当であると考えられる場合には、裁判所に法の正当な適用を求め起訴します。
起訴する場合には、被疑者が行ったと考えられる犯罪の証明や適当と考えられる求刑を決めます。
上記の内容を裁判で述べるといったことも検察官の仕事となっています。

弁護士の仕事

弁護士の資格を持っている人は、大きく分けて以下の3種類の様な形で仕事をする場合が多いようです。

  • 弁護士事務所に所属して働く
  • 民間企業で働く
  • 独立(開業)して働く
また、仕事内容に関しては、刑事裁判・民事裁判に加えて、企業顧問など様々な仕事があります。
上記のうち、民事裁判に関わるものが、弁護士全体の仕事として見た場合、大きな割合を占めます。
弁護士事務所に所属して働く場合には、訴状や契約書の作成、判例の検索等を行ったりするようです。
民間企業で働く場合には、書類のチェック等を行ったり、コンプライアンス周知したり、他の社員の相談に乗ったりすることがあるようです。
独立して働く場合には、離婚問題や相続問題、交通事故など身近な問題などで自分の得意分野を活かして働く事が多いようです。

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