アシスタントから公認会計士に合格して監査業務に

今回は、公認会計士Aさんにお話を伺いしました。

公認会計士を受けるに至った経緯

当時、私は会計事務所に勤務していました。もともと会計事務の仕事に興味があり、転職活動をしていました。なかなか未経験で内定を頂くことができる会社がなく、何社も受験し、やっと現在の会計事務所から内定を頂き勤務し始めました。しかし、未経験でこの業界に入ったので分からない事ばかりで公認会計士のアシスタントや、秘書、雑用などをこなす毎日でした。「いつか先輩方のように、公認会計士としてテキパキ働きたい!」と思い、公認会計士の要件を満たすための2年間働きながら資格を取得するために学習することにしました。

公認会計士試験にあたっての勉強法等

私は会計事務所で勤務しているとはいえ、先輩方の携わっている業務に関してはちんぷんかんぷんな状況でした。ですので、インターネットで分かりやすい評判の資格の大原の公認会計士講座を受講しました。短期集中型や長期で開講されているものさまざまなものがありましたが、受講説明会の際に勧められたこともあり、1.5年間の受講期間のものにしました。勉強法ですが、まずは、どんなに残業があった日でも1日1時間は机に向かい学習することを心がけました。意味がわからなくてもひたすらノートに短答を写しまくり、スマートフォンにはテキストをノートにまとめたものを持ち歩き通勤中でも読んでいました。私の受講したクラスは皆、仲が良く団結力がありました。分からない部分は教えあったり、グループLINEを作り学習時間を報告しあったり、時には息抜きで皆でランチへ行ったりしました。同じ目標に向かい一緒に頑張れる仲間がいることが合格につながったと後々感じました。

公認会計士の仕事について具体的に

公認会計士の仕事についてですが、様々な業務がありますが代表的なものを分かりやすく紹介します。1つは監査業務という公認会計士の資格を保有しているものしかできない業務があります。この業務は、企業の経営状況が財務諸表や決算書などに正しく嘘がなく書かれているかどうかを調べます。もし誤りがあれば、企業の信頼問題にも関わってしまい、企業の存続も危ぶまれることになるのでとても重要な業務です。
もう1つは、税務業務というものがあります。税務なのになぜ公認会計士が関係あるの?と思われる方もいると思いますが、公認会計士の資格を保有すると税理士の資格の保有者としても登録でき、公認会計士、税理士の2つの資格を持つことができます。税務業務とは、会社が納めるべき法人税の書類を代わりに作成したりします。会社としては節税対策を少しでもしたいのでコンサルティングといって節税のための知識やノウハウを教えたりします。

公認会計士になってよかったと思った事

公認会計士の資格に合格して良かったことですが、やはり安定している高収入です。私は未経験で公認会計士の補佐をしていた時より年収が400万円ほど上がりました。ローンを容易に組むことができ社会的信用も高いです。
また、公認会計士の仕事は繁忙期と閑散期がはっきりしており、閑散期には有給休暇をまとめて取得し、ヨーロッパ旅行へ行ったり、実家へ帰省したりし余暇も満足して過ごすことができます。
産休や育休を取得しやすく、子育てのための時短勤務や、子供の参観日などの行事も行くことができ、周りがサポートしてくれる体制が整っており、お休みしやすい労働環境があります。

受験生・受験を考えている方へのアドバイス

公認会計士の合格率は平均して10%と難関です。ですが、毎日コツコツ長期間頑張って学習することができれば必ず合格できると思います。意味がわからなくてもノートにテキストを写し続け、受講している講座の先生を頼って疑問点を聞いたりし解決するようにしてください。公認会計士で働くことができれば、もちろん会社にもよりますが、高収入であり有給休暇も取得しやすく、働きやすい労働環境があると思います。男女問わず、一生涯にわたって働くことができる資格と思います。