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難関大学出身でも法学部出身じゃないわたしが合格 / 社労士受験体験談

社労士試験を受けるに至った経緯

わたしが大学に入ったときよくニュースでブラック企業が問題になっていました。そこから何か労働関係に仕事についてそういったところをしっかり突き詰めて多くの人が楽しく幸せに仕事ができたらどれほどいいことだろうと考えるようになりました。インターネットの検索で社労士を知ったのがその時でした。労働法などを学ぶためにもってこいの資格だと感じました。そこでこの資格試験の勉強をはじめました。実際社労士を取得して社労士事務所に入ることができれば労働問題の解決に携われるとも考えました。

社労士試験にあたっての勉強法等

私は理工系出身ですので法律系の勉強方法を相談できる相手はいませんでした。そこでインターネットでまず調べていき、法学部の友人に法律はどのように勉強するのかを尋ねました。法律は条文を覚えるのではなく、その背景にあることを理解したりして判例に対してどうかということを学ぶことが重要だと知りました。まずは社労士の基本書をノートにまとめていきました。そして学んだことに対してアウトプットという形で問題集を解いていきました。法律系の勉強はインプット中心にやるべきだと思われがちですが、司法試験の勉強をしていた法学部の友人にインプットするよりアウトプットしていったほうが記憶の定着に繋がるのでアウトプット中心に勉強をしたほうがよいと勧められました。そこで基本書を少し→問題を解きまくる→問題を解いて解説で分からなかったところなどを基本書で調べてノートにまとめるというやり方を繰り返して、最後に過去問も同じ形式で演習していきました。

社労士の仕事について

わたしは事務所で働いているのですがよく企業に出向いて仕事をしたりします。
企業は社員と労働契約をして仕事をしてもらいお金を払っているわけですが、そこにも様々なリスクが存在します。労働条件の契約なども経営者と話し合い私たち社労士が契約内容の書類を書いていきます。そして会社、企業さんお労務環境のチェックをして労働者と企業のトラブルが起きないようにしています。とくに最近は雇用環境を考える仕事も多くいただきます。どのようにしたら労働者が気持ちよく働けるのかや給料について、どのようなことまで労働者にさせてよいのかなどの相談もいただきます。中小企業さんの労務管理の任せられたりもしています。

受験生・受験を考えている方へのアドバイス

社労士の資格を手に入れたら仕事が手に入るだろうという甘い考えでこの資格を取ることだけはオススメしません。将来的に労働について考える仕事をしていきたい、また労働法などについて勉強したいという人にオススメの資格試験になります。アドバイスとしては過去問の演習や予想問題などの演習でアウトプットしまくることです。アウトプットはインプットより記憶の定着が良いですし、実際こういった問題を解くことで合格を目指すので効率的にも非常にいいです。簡単に受かるという方法はなく地道に努力を続けることが大切だと思います、たくさん勉強できないという人(とくに社会人など)の方は1年前から試験勉強を始めて毎日1時間でもよいので自分に鞭をうって勉強をしてください。また自分は法学部じゃないからとか頭が悪いからとマイナスの気持ちに少しでもなってしまうと合格できないと思います。なので、自分はできるという気持ちを持ち続けてください。分からない箇所がでてきても何度も読み直して理解を深める事が大切だと考えています。