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【経済学部編】慶應生の就職先ランキングの10年間での変遷(〜2018年卒)

慶應経済といえば、金融系に就職する人が約30%。
さらに商社などに就職する人が非常に多いように思います。
今回は、10年間での経済学部の就職先の変遷を見ていきたいと思います。
※2014年度、15卒の方のデータがないため、この年度を除いた考察となっております。

慶應経済学部生の就職先概要

2018年卒の進路内訳

経済学部生の業界位内訳は以下のようになっています。

経済学部生の就職先


3分の1の人は金融保険業へ就職すると言えます。
また、金融保険業に加え、サービス業と情報通信業を合わせると全体の3分の2人が上記3業界のいずれかに進んでいると言えます。
上位業界の内訳

  • 金融保険業 32.7%
  • サービス業 20.7%
  • 情報通信業 13.4%
  • 卸売・小売業 8.0%
  • 運輸業 3.5%
  • 公務(教育・医療を除く) 3.5%
  • 不動産業・物品賃貸業 3.3%

慶應経済学部生の就活先の変遷

みずほフィナンシャルグループの人気

2008年卒〜2018年卒までで、2012年卒を除い、「みずほフィナンシャルグループ」が、慶應経済からの最大の就職先となっています。
しかし、そのみずほフィナンシャルグループへの就職人数は、2008年卒は58名であったのに対し、2018年卒は32名まで減少しています。
しかし、時系列で見てみると30名〜60名程度での変動があることから、採用人数が増える可能性も十分に考えられます。

慶應経済からみずほフィナンシャルグループへの就職人数

常にランキング20位以内の企業

また、みずほフィナンシャルグループ以外にも

  • 三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)
  • 三井住友銀行
  • 東京海上日動火災保険
  • 大和証券
  • 野村證券
  • 三菱商事
などの企業は、上位20位以内で常に推移しています。
銀行・保険・証券・商社への就職の強さ伺えます。

2016年・2017年・2018年で人気を維持している企業

10年間とは言わずとも、ここ3年間でランキング上位に食い込んでいる企業としては、

  • 日本政策金融公庫
  • 三井住友信託銀行
があります。

経済学部生2018年卒の特徴

2018年卒では、コンサルティング会と監査法人への就職が多い傾向にあったようです。
コンサルティング会社のアクセンチュアには18名、アビームコンサルティングには8名が就職しています。
また、監査法人では、新日本に14名あずさとトーマツにそれぞれ9名ずつ就職しているようです。
また、近年人気の航空業界では、日本航空へ10名が就職しているようです。

出典:慶應義塾大学HP
https://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/3946mc0000003d8t.html

まとめ

確かに就職先として、金融機関が多いようですが
今回取り上げた就職先がすべてというわけでは無く、就職人数が上位の企業に過ぎません。
就活では、自分に合った企業を見つけられるように、様々な企業にふれるといいのではないでしょうか?
 
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