【日商簿記2級保持者インタビュー】大学を卒業してからではなかなか勉強時間を取りにくい。

慶應であれば、周りに言わずとも経済学部・商学部の人の多くが受験している簿記試験。
公認会計士や税理士試験のためのステップアップとしても役立つようです。
しかし、実際に社会に出てからどのように役立つのか?という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、在学中に簿記2級を取っておいてよかったとかたっているYさんにお話を聞きました。

日商簿記2級の受験理由を教えて下さい。

就職活動に有利になると思ったためです。
また、税理士試験の勉強を始めたいと思い、日商簿記2級の知識が必須だったためです。
また、日商簿記2級合格が、大学で専攻したいコースの必須条件でした。大学が経済系の学部で、日商簿記2級の取得をすると、単位が貰えたのもきっかけとなりました。
大学側でも、専門学校の授業が安価で受けられる講座を開いていて、金銭的負担が楽に資格取得の勉強が出来た事も受験したきっかけとなりました。

日商簿記2級はどのような試験なのでしょうか?

試験は、年3回あります。試験会場は、大学や、高校生などの学校や、商工会議所、5種類の設問があり、商業簿記が3題、工業簿記が2題になります。
商業簿記のうち、一題は、仕訳を回答する問題で、商業簿記では、他には、総合問題形式もありました。
商業簿記、工業簿記、共に全て計算問題形式になります。
各設問が、20点ずつ5題で、合格点が100点満点のうち、70点取れたら合格となります。
合格率は、その年によって異なりますが、約3割前後となります。

日商簿記2級に合格するために、どれくらい勉強したか?

日商簿記3級の時から約半年位勉強しました。
講座を受講していたのが、日商簿記3級は約2ヶ月弱、日商簿記2級は3ヶ月位授業がありました。
講座は、1日1コマ3時間が週2コマ~4コマ程ありました。講座以外での自習時間は、1日当たり1~2時間位勉強しました。
日商簿記2級に合格するために、どのように勉強したか?
講座を受講していたため、講座の復習という形で勉強しました。
具体的には、その日に習った箇所の問題集を1回解き、試験が近くなったら、外販の問題集を1回転解きました。
他には、総合問題形式の問題も、試験が近くなったタイミングで解きました。自ら工夫した事は無くて、講座の先生の指示通りに復習等を行っていました。

日商簿記2級に合格して何かプラスに働いたことは?

就職活動に多少有利になったのは良かったと思います。
就職してからは、なかなかの勉強する時間も取れなかったので、大学在学中に資格が取得出来たのは良かったと思います。
経理の仕事で、日商簿記2級を取得しているだけでも仕事探しは有利になりますし、経理未経験で経理職希望であれば、日商簿記2級を取得していれば、有利に仕事が決まりやすくなると思います。
また、税理士試験の勉強をした時に、日商簿記2級の知識があったため、スムーズに勉強を開始する事が出来ました。

日商簿記2級を受ける後輩へのアドバイス

日商簿記2級は、まじめに勉強すれば合格する事が出来る資格です。
合格する為には、独学、講座受講のいずれも、自分の手を動かして復習する事が必須となります。
講座を受講しているだけで合格する事は出来ないと考えた方が良いかと思います。
早期合格する為には、独学よりは、専門学校などに通って、講座を受講する事をおすすめしたいと思います。
講座を受講する場合には、復習はため込まずに、授業が終わったら、次の授業までに習った箇所の復習をする、というのを怠らないようにすれば、合格は難しくは無いと思います。
商業簿記よりも、工業簿記に苦手意識がある方が多いですが、授業の復習を怠らずにしていけば、難しくは無いかと思います。
日商簿記3級では、社会に出てから自分の価値を示すものとしては少し弱いので、簿記の資格取得を目指している方は、日商簿記2級合格を目指す事をおすすめしたいと思います。

オススメの記事

【慶應生必見!】予備試験の一般教養科目、法律基本科目って?刑事弁護に取り組む弁護士の司法試験合格体験記【慶應の法科大学院を例に】法科大学院(ロースクール)のメリットとデメリットとは?