今回は、社会保険労務士(通称:社労士)を取得した4年生のNさんにインタビューをしました。
特に、法学部の方など、法律を勉強されている方は必見です!
もくじ
①社労士資格を取ろうと思った理由は。
私がなぜ社会保険労務士試験を受験しようと思ったのかというと、大学在学中にそこそこ難易度が高い資格試験に合格した方が就職に有利になると思ったからです。
また、社会保険労務士という資格を選んだのは私が大学で法律を学んでいた事もあって、法律の勉強もそこまで苦にならないと思ったというのも、私が社会保険労務士の資格を取ってみようと思った主な動機になります。
特に社会保険労務士の試験は膨大な量の法律を暗記しないといけないので、記憶力が高いうちにやった方が良いよ思って大学に在学中に受験してみる事にしました。
②社労士試験はどのような試験ですか?
社会保険労務士試験というのは、社会保険労務士として必要最低必要な能力を問う試験になります。
また、この試験の特徴としてあるのが、すべての法律についてこれだけでは知っておかないといけない事を問われるのは当然として、試験勉強をいくらやっていても対応できない問題を毎回本試験で出題するというという特徴があります。
つまり、基本書や過去問や予想問題集をいくらたくさん使って勉強しても、それらにはない事を本試験でいきなり問うような試験になっているという事です。
これは、別に試験で受験者にいじめをしているという事でなく、本試験中に絶対にこれまで勉強してきた時間を無駄にしたくないという受験生が多い中で、勉強して身に着けた知識にはない事を敢えて本試験で問う事で、本試験を受験している受験生の現場対応力を試しているからです。
つまり、社会保険労務士試験で問うているのは、社会保険労務士として必要な法律を最低限知っているかを問うだけでなく、実際に、社会保険労務士として社会で働く事になった時に、想定外の事態に冷静に対処できるかを試験で試しているというのがあります。
ただ、私は最初にこの試験を受験した時は、この資格試験は社会保険労務士として必要な法律を学べば合格できる試験だと思っていた事もあって、実際に試験を受けて驚いてしまいました。
こんな問題を出されても解けないと思いました。
私はこの試験について色々調べていると、この試験は普通に勉強すれば合格できるほど簡単な試験ではない事を知って、それまでの暗記中心の勉強から応用力を付ける勉強法にシフトしました。
具体的には、私はテキスト中心の勉強法から法律や官報等を目に通して勉強範囲とは関係ない部分も勉強しました。
③どれくらい勉強しましたか?
実際に私はどれくらい勉強をしていたかというと、勉強自体はそれほど無理がない時間毎日やるようにしていました。
なぜなら、1日ずっと試験勉強をやっていても集中力が続かない上に大学の勉強もあったからです。
なので、私が主にこの試験の勉強をしていたのは、大学にいる時は大学の講義の合間の休憩時間に勉強をしたり家に帰った時は毎日3時間程度は絶対に勉強するようにしていました。
ただ、大学の講義の合間に勉強をやる時は持ち運びやすいようにコンパクトな過去問集を使って勉強をしていました。
④どのように勉強しましたか?
この社会保険労務士試験の勉強をどういう風にやっていたかというと、私がやっていたのは資格試験の通信講座を使って勉強していました。
確かに、資格学校を使うと結構なお金が必要でしたが、社会保険労務士試験ほどの試験になると独学でやるとかなり危険だと思ったので最初から資格学校を使って効率的な勉強法を実践しました。
⑤資格試験に合格して何かプラスに働いたことはありますか?
社会保険労務士試験に合格してどういうプラスに働いた事があったのかというと、それはこの試験に合格したおかげで就職時にかなり有利に働いたというのがありました。
社会保険労務士試験自体は結構難易度が高い事を、そこそこの企業の経営者なら知っているからです。
そういったこともあり、就職時に他の学生よりも明らかに有利になったというのは就職試験で感じたのは確かです。
⑥同じ資格試験を受ける後輩へのアドバイス
これから社会保険労務士試験を受験しようと思っているなら、まずは大学の勉強をしっかりやって、それで余裕が出てきたら社会保険労務士の試験勉強を始めるのが良いです。
また、勉強時間はできるだけ早めに合格レベルにまで達するには、毎日3時間は勉強した方が良いです。
この意見に挑む人の多くが失敗してしまうのが独学で何とかできると思ってしまうというのがあるのですが、
それではこの試験に短期決戦で合格するのは難しいので、お金を惜しまずに資格学校を利用するのが勝利への近道です。
効率よく資格試験に合格する方法とは?
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