現塾生代表の南氏が特定立候補者の支持を表明したことと、以前ツイートした内容に疑問の声があるようです。
今回、塾生代表の立ち位置の不透明感を解消するため、塾生代表で賛否の声が上がった経緯をまとめ、選挙管理委員会と南氏への取材を行いました。
もくじ
経緯
https://twitter.com/shogomogo/status/113947590521704038
選挙管理委員会の見解
①塾生代表は全塾協議会選挙規則の26条が規定する選挙運営に関わるものに該当するのか
こちらに対しての選挙管理委員会の回答は以下の通りです。
選挙規則26条の「選挙管理委員会及び選挙運営事務員、その他選挙の運営に携わる者は、特定の候補者を支持することを表明し、または支援してはならない。」という条項についてご説明致します。
ここで「選挙管理委員会及び選挙運営事務員、その他選挙の運営に携わる者」と定められておりますのは、選挙管理委員会の行う投開票に関わる業務に従事する者が選挙結果を操作しないようにするためです。
こうした投開票を含め、選挙管理委員会の運営に塾生代表は携わってはおりません。
よって、塾生代表は本条項が定める「選挙管理委員会及び選挙運営事務員、その他選挙の運営に携わる者」に分類されないため、「特定の候補者を支持することを表明し、または支援してはならない」ことは適用されないと判断しております。
選挙管理委員会
このように、選挙管理委員会は塾生代表が選挙の運営に関わる者に該当しないと考えているようです。
② 以下のツイートが「選挙運営に関わる」ということに該当するか
【塾生代表選挙のお知らせ】
塾生の皆さん。こちらは塾生代表選挙管理委員会です。本選挙では、投票率が全塾生の10%を下回ると、不成立となります。その場合、全塾協議会解散(具体的には、オリエンの中止、各キャンパスの学祭の中止など)につながり、塾生生活に大きな影響を及ぼします。
続— みなみしょうご🔥 (@shogomogo) January 10, 2019
次に上記の問題となっているツイートが「選挙運営に関わる」ということに該当するかということですが、こちらに対しての選挙管理委員会の回答は以下の通りです。
この点に関しまして、本来であればツイートの前に「選挙管理委員会からの依頼によりツイートします」などといった、選挙管理委員会との関係性を示す文言が必要であります。
あたかも南氏が選挙管理委員会であるかのように受け取れてしまう点、問題であると考えます。
しかし、①でもお伝えした通り、南氏が選挙運営に関わっているという事実はないため、下記ツイートを選管の依頼によって南氏が拡散することは問題はありません。(南氏に限らず、第三者であれば誰でも拡散は可能であり、選挙運営に関わったとは判断されません。)
※選管から依頼された立場であることを明確に示す必要性はございます。
選挙管理委員会
つまり、あたかも南氏が選挙管理委員会であるかのように受け取れてしまう点は問題ではあるが、南氏が選挙運営に関わっているという事実はないということのようです。
結論
選挙管理委員会としての結論は以下の通りです。
以上2点により、今回の事項に対して選挙管理委員会としましては、特段問題視しておらず、選挙規則に基づいた処罰などは一切検討しておりません。
選挙規則で規定する「選挙管理委員会及び選挙運営事務員、その他選挙の運営に携わる者」に該当しないのであれば、
通常の選挙などでも、現役議員が立候補者の支持を表明し演説を行うこともある事を考えると、現塾生代表が立候補者の支持を表明することに問題は無いと考えられます。
現塾生代表、南氏による声明
上記の選挙管理委員会の回答をもとに、現塾生代表の南氏への取材を行い回答を頂きました。
第2代塾生代表の南です。前回のツイートに関して、一部の塾生の皆様に誤解を招く要因となってしまった事、申し訳ございませんでした。
「選挙管理委員会から、依頼があり、投稿します。」と追加で説明を入れておけばこのようにならなかったと思います。以後同じようなミスが起きないよう、気を付けながら任期を全ういたします。今後とも宜しくお願いいたします。
2019年6月20日〜2019年6月28日まで、塾生代表選挙の投票期間です。
以下のページを参考にしつつ、投票を行いましょう。