就活などでも資格をもっていると有利!?という話をよく聞きますよね。
今回は、宅地建物取引士に合格した4年生のSさんにインタビューをしました。
もくじ
①宅地建物取引士の試験を受験しようと思った理由
大学で法学部に通っており、法律の授業を資格取得に生かすことができることに加え、
自分の法律知識の実力を客観的に見ることができるということと、就職は建築関係にしようと思い資格がある方が有利と思いました。
②宅地建物取引士はどのような試験か?
予備校や通信講座セミナーを検討しましたが費用が高いのと、セミナーは時間が取れないこともあり独学で勉強しました。
テキストは、そこそこぶ厚ければだいたいの内容が網羅されてます。
宅建に出題される問題は、ある程度固定されており、テキストもそれが反映されて作られているだけです。
明らかに薄いテキストは別としてどの出版社から出版されているものでも“内容に大差はない”です。
ちなみに私が使っていたのは「うかる宅建!集中講義 日本経済新聞出版社」というテキストですが今発売してないので、今買うなら
みんなが欲しかった!宅建士の教科書2018年度(みんなが欲しかった!シリーズ)などがいいのではないでしょうか。
ある程度厚くこれで問題ないと思います。
それとポイントは民法の学習には別に一冊参考書を用意することです。
最近の宅建の民法の問題はかなり難しいです。
民法だけなら、行政書士の試験と比べても同等以上の難易度といっても言い過ぎではありません。
とても、宅建の基本テキスト一冊で理解は気びしいですので初期投資として必ず用意してください。
実際に私が使っていた参考書は、「民法がわかった」という法学書院から出版されているもので、現時点で法学初心者が民法を学ぶには最高の参考書です。
それと、過去問も用意が必要です10年分程度の過去問もテキストと一緒に買っておきましょう。
解説は基本読まないので(この辺の説明は過去問の活用のところで詳しく)、過去問は問題が載ってればどれでもいいです。これだけそろえたらあとはやるだけです。
③どれくらい勉強したか?
過去問10年分をすべて暗記すれば必ず合格できます。
ただし、選択肢もすべて正誤判定できるようになる必要があります。
暗記だけなら簡単と思いましたが、引っかけ問題や覚えにくいところもあり、意外と大変でした。
暗記した知識およびゴロ合わせを、実際に問題を解くことで習得し、引っかけのパターンを覚えます。
解説のしっかりした過去問集が必要です。
計画的に勉強を進め、9月末に、90%程度できていればよいと思います。
10月は模擬試験と、過去問最後の仕上げです。
過去問10年分が余裕の人は、さらに過去に遡っていけばよいと思います。
模試ではなく過去問を勧めるのは、電子データがあるためコピペで単語帳に登録できるからです。
④どのように勉強したか?
とにかく過去問をやりました。
それと過去問で理解できいところは民法の参考書をおこなおました。
⑤資格試験に合格して何かプラスに働いたことは?
いままで大学で勉強した法律の知識にプラス資格を取ることで自信がつきました。
就職の時やはり宅建を持っている人が少なくこの資格のおかげで就職するとき大きなポイントになり第一志望に就職することが決まりました。
⑥同じ資格試験を受ける後輩へのアドバイス
自分の進路を決めたならできるだけ早く取得したほうが良いと思います。
大学1~3年時に試験が受けられます。
私は2年の時に勉強を始めて2年の時に合格できました。
3年からの就職活動に十分ポイントとして役立てられ2年時の受験をお薦めします。
効率を最大にしつつ、時間や費用を抑えて宅建士に合格するなら、宅建講座が必見です。
参考 宅建講座資格スクエア