今回は、2009年に司法試験に合格し、国際問題や労働者の人権を専門としている弁護士の方にお話を伺いました。
もくじ
1,キャリアについて
司法試験には2009年に合格しました。取得後の弁護士としてのキャリアは国際問題や労働者の人権を専門として活動しています。その他にも企業のコンサルティングやITについて国際的なルールについても相談可能にのっています。
法律を学ぼうと思ったきっかけは国際法について興味があり国際弁護士になるために神戸大学法科学部で法律を学び、また英語も英会話スクールで学ぶして国際力を身につけるために切磋琢磨しました。
神戸大学法科学部は国際文化学部模あるので日本の法律だけでなく世界の法律や米国の法律についても詳しく学ぶことが出来ます。
そのため国際弁護士を目指す方には学びやすい環境だと思いました。
2,司法試験を受けるに至った経緯
司法試験を受けるきっかけになったのは今後国際的な法律が確立され世の中で更に需要を感じたからです。
ITを利用した国際的な取引や契約、または企業のM&Aなども増えています。M&Aは日本の企業と外国の企業が合併するなど、法的な規律もシッカリお互いが確認した上で合意します。
そんな中未だに国際的な法律に明るい専門家は日本に少ないため司法試験を受けて国際弁護士になることを決意しました。
3,司法試験にあたっての勉強法
司法試験を受けるためにまずは六法全書をひたすら読み、更に日本の法律全般的に学ぶと同時に税金面での細かい規定などを学ぶ必要があります試験は相続や企業継承、各種の税金の支払の割合、%などについても細かく答えにする必要がありますので各、規定に合わせた割合を頭に入れる必要があります。そのため何度もノートに書いて反復練習をすることが重要です。
何度も読み書きしていると自然に頭に入るようになります。
毎日の継続的な勉強が大切です。
毎日3-4時間は六法全書を何度も読み書きしながら法律について学びました。
司法試験は7科目あるのでバランスよく勉強を事前にしておく必要があります。
まずは憲法から学び、その後に民法を学ぶなどして別けて勉強すると良いでしょう。
憲法は100条ほどあり、民法の数は1000条以上ありますのでバランスを考えて勉強しましょう。
民法も期間を決めて、300条ごとに別けて反復練習するなどして合理的に学ぶ必要があります。
1から1000まで何度も反復練習をしても頭にはいらないために1-200、200-400、400-600と別けて勉強すると自然に頭に入るようになり試験の際にも思い出しやすくなります。
4,弁護士の仕事について
弁護士の仕事は専門的に別れていて、借金専門、経済専門、と得意なカテゴリに別れ専門性が高ければその分クライアントも定期的に相談してくれます。
近年の弁護士はスペシャリストになりコンサルティング件弁護士相談を行っているマルチな弁護士もいますし、私の様に国際法を学び、将来的に世界的な法律に基づいて業務をこなす国際的なスペシャリストもいます。
弁護士の仕事はそのため多岐の相談に対処をして柔軟に業務をこなす必要があります。
弁護士の仕事は自分で事務所を営む方又は弁護士事務所に所属して業務をこなすタイプに別れます。
経験を積んで、実積を多く残すことで更に弁護士としてに信用が上がります。日本弁護士連合会などに登録していれば実積や得意分野などを確認することが出来ます。
5,受験生・受験を考えている方へのアドバイス
今後司法試験を受験する予定の方はまずは自分の周りの身辺整理から始めましょう。勉強に集中するのです。
また毎日継続的に3時間以上は法律の勉強が出来る環境で、1年以上このスタンスで毎日欠かさず勉強をしていくことが望ましいです。
更に学ぶ内容も期間を決めながら学ぶ箇所を決めて反復練習をしていくようにしましょう。何度もノートに書いていくうちに自然に頭に入るようになります。
たまに司法試験の模擬などを見て自分の知識力を確認するなどして自己評価をしながらスキルアップして行くことが大切です。
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