公認会計士の受験者数・合格率ってどれくらい?

今回は、公認会計士の受験者数や合格率についてです。
そもそも公認会計士って何?と思われている方はこちらの記事をご覧ください。
公認会計士を目指す1歩目として大学の授業で履修していた簿記3級を受験。 【慶應生なら知っておきたい】公認会計士試験に合格した後の仕事とは?(監査・税務・コンサルティング) では、早速公認会計士の受験者数と合格率をみていきましょう。

公認会計士の受験者数推移

今回は、

  • 願書提出者数:受験に申し込んだ人数
  • 論文受験者数:短答式試験(1次試験)に合格しに論文試験を受験した人数
を取り上げます。
では早速、公認会計士の受験者数の受験者数の推移を見ていきましょう。

上記のグラフを見ると、願書提出者数は2010年にピークを迎え、2015年にかけて半分近くにまで減少しています。また論文試験の受験者数は2015年までの10年間で右肩下がりの傾向にあることが伺えます。
一方、2015年を境に願書提出者数及び論文受験者数が増加に転じています。

年度 エントリー者数 論文受験者数
2006 20,796 9,617
2007 20,926 9,026
2008 21,168 8,463
2009 21,255 6,173
2010 25,648 5,512
2011 23,151 4,632
2012 17,894 3,542
2013 13,223 3,277
2014 10,870 2,994
2015 10,180 3,086
2016 10,256 3,138
2017 11,032 3,306

 

公認会計士の合格率は?

今回は公認会計士の合格率を以下の計算式で算出しました。
願書提出者数÷論文受験者数=合格率
では、申し込んだ人の内、どれくらいの人が論文試験の合格に至っているのかと見ていきましょう。
以下が公認会計士の合格率推移のグラフになります。

10年前には、15%を超えている時期、10%以下まで落ち込んでいた時期もありましたが、現在は10%を少し上回るところを推移しています。

年度 合格率
2006 14.95%
2007 19.31%
2008 17.12%
2009 10.49%
2010 7.96%
2011 6.53%
2012 7.53%
2013 8.91%
2014 10.14%
2015 10.88%
2016 10.80%
2017 11.16%

 
どんな受験者が多いの?
最後に受験者の内訳を見てみましょう。
2017年の公認会計士試験の受験者層についてまとめました。
願書提出者数の年齢比率と論文試験の受験者数の比率が近かったため、論文試験受験者と合格者数の年齢比率を比較してみましょう。
多くの大学生受験者の場合、20歳未満と20歳以上25歳未満に当てはまると考えると、論文試験の受験者数は約3分の1を占めています。

しかし、合格者の割合を見ると、20歳未満、20歳以上25歳未満の占める割合が50%以上となっています。

また、2017年度の合格者構成比の50%以上が学生であったことから、学生の時間があるうちに集中的に勉強して会計し合格を目指す人の合格率が高いのではないかと考えられます。。

まとめ

  • 近年、公認会計士の受験者数は回復傾向
  • 公認会計士の合格率は10%前後
  • 合格者に占める大学生の割合が、受験者の割合と比べて高い
 

参考データ:金融庁 『平成29年公認会計士試験 合格者調』
https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_29/03.pdf